薬剤師の為の災害医療スキルアップセミナー②in長崎

薬剤師の為の災害医療スキルアップセミナー②in長崎

2025.10.01

薬剤師の為の災害医療スキルアップセミナー②in長崎

8月4日に「薬剤師の為の災害医療スキルアップセミナーin長崎」の第2回目が開催されました。

兵庫医科大学の渡邉 暁洋先生より、災害時の医薬品供給について、今までのご経験からのリアルなお話と、制度上どのような措置が取られるか、その中で卸との連携や災害処方箋を適切に扱う事の重要性を知ることができました。

長崎災害医療支援室室長山下 和範先生からは、薬事トリアージのフローチャートを元にした考え方のレクチャーの後、動画での患者の動きや主訴を元に、医師はどのような点を注意深く見ているかのデモンストレーションがありました。フローチャートの有用性が分かるとともに、それだけでは対応できない視点を学べたと思います。

長崎市市民健康部の川﨑 マサ子先生、長崎大学病院薬剤部の若杉和美先生、長崎市薬剤師会からは私が、能登半島地震を例に実際にどのように参集したか、どのような役割を担ったかのセクションを担当し、個人的には薬剤師会以外がどのようなスキームで動いたか知ることができ、今後の相互理解に役立つのではないかと思いました。

島原での地震や、カムチャッカ半島地震の直後のセミナーということもあり、関心も高かったのではないでしょうか。現地とオンライン視聴合わせて227名と多くの方の参加をいただきました。このシリーズも残すところあと一回ですが、また充実した内容になるよう検討を重ねますので、楽しみにしていただければ幸いです。

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